こんにちは、ひなたです。
二級小型船舶操縦士免許の学科試験について記載します。
>> 実技試験についてはこちら
結論から言うと問題集の丸暗記でOKです。
9割問題集と同じ内容が出題されます。
逆に言うと、テキストのポイントすべて出題される可能性があります。
テキストの丸暗記は難しいので、問題集をひたすら解く、
誤解答がなくなるまで解くというやり方がてっとり早いです。
学科試験は3科目あり、
それぞれ半分以上かつ、
全体で66%以上正解する必要があります。
すべて4拓問題です。
小型船舶操縦者の心得及び遵守事項 | 交通の方法 | 運航 |
12問中6問以上 | 14問中7問以上 | 24問中12問以上 |
50問中33問以上 |
小型船舶操縦者の心得及び遵守事項
予備知識がなくても一般常識で回答すれば半分以上とれると思います。
明らかに間違っている、危険と思われる行為を除外すれば正解が出る問題ばかりです。
とはいえ、知らないと解けない問題もあるので、油断は大敵です。
交通の方法
問題集を一度やって、誤解答箇所をテキストで見直せば半分以上はとれると思います。
避航船(ひこうせん)、保持船(ほじせん)については必須項目です。
行き合い、追い越し、横切りする場合に、どちらが避航船でどちらが保持船なのか。
避航船は、避ける船です。
保持船は、進路、速度を保つ船です。
例えば、真正面で対峙した場合に、片方が右に、片方が左に避けたらぶつかるじゃないですか。
なのでどちらに避けるか決められています。
知っていれば即答できるけれど、知らなければわからない問題がほとんどです。
比較的常識的に考えても応用がきく科目だと思います。
ただ覚えることがむっちゃたくさんあります。
覚えるしかありません。
運航
この科目はすべて知っている必要があります。
「交通の方法」以上に、知らないと答えられない問題ばかりです。
ほぼ応用がきかないです。
- 「ガンネル」は図のどこか。
- 海図の「M」(底質)は何を表すか。
- 「不動光」の灯略記はどれか。
- いかり結びは次の図のうちどれか。
- エンジンの動力をVベルトに伝える装置はどれか。
などなど
問題数も多いので、特に集中して勉強しておいた方がいいと思います。
暗記するだけなのでどうしても覚えられない、という場合じゃないと諦めるのはもったいないです。
模擬試験
問題集に模擬試験が3つ載っていました。
まずはこれをやってみるのもよいかもしれません。
模擬試験は割と簡単で、学科講習後の状態で8割くらい正解できました。
自信をつけてから各問題に取り組んでもいいですね。
まとめ
個人的には「運航」がむちゃくちゃ難しくて、
最初に問題集を解いたときは正答率が半分くらいで自信をなくしました。
けど、間違えた箇所についてテキストを見直し、翌日再度解く、
ということを2,3回繰り返す程度でだいたいいける手ごたえがありました。
そのくらい知っているか知らないかで正答率が変わるということです。
本試験では自己採点48点でした。
*試験後、正解が張り出されます。
48問はすべて問題集にある内容でした。
誤解答した2問はいずれも問題集になかった問題で、
1つはテキストにはある内容で、もう1つはテキストにも記載がないものでした。